Web of Science説明会開催

 附属図書館運営委員会に電子図書館懇談会を設置し、本学の学術情報基盤を整備・充実する方策を検討しておりますが、その一環として平成13年6月8日、附属図書館の視聴覚室において、人文科学系、社会科学系、自然科学系の世界の主要な学術雑誌約8,800タイトルを収録した欧文引用文献データベースである「Web of Science」(ISI社)の説明会を開催しました。このデータベースは、雑誌の引用影響度(Impact Factor)の高い雑誌を収録(三重大学で購入している雑誌の80%以上を網羅)しており、基本的な書誌事項、抄録の他、論文の引用関係が調べられます。また、検索結果から、電子ジャーナル(契約分)に直接リンクします。附属図書館では、欧文文献データベースとしてISI社のCurrent Contents Connectを提供していますが、速報性に重点を置くため遡及検索が行えない、図書館内の専用端末1台からしか利用できないなどの制約があります。本学の研究環境、学習環境の整備向上を図るためにも、Web of Scienceのような海外文献データベースの導入が不可欠であります。
 説明会では、ISI社の協力を得て、Web of Scienceの概要説明とデモを行い、約30名にのぼる参加者との間で活発な質疑応答がありました。アンケート調査には、「わかりやすかった」「ぜひ三重大学にも導入して欲しい」などの意見が寄せられました。

Web of Scienceの特徴

 書誌事項、抄録だけでなく、論文の引用関係が調べられます。

データベース提供元のISI社のホームページ

 http://www.isinet.com/isi/

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