連載(3) Digital LIVE Contents-Infrastructure-Literacy

オンラインデータベーストライアル

 附属図書館では、オンラインデータベース導入の検討材料としていただくために、inside webとSciFinder Scholarのトライアルサービスを実施しました。また、国立大学図書館協議会が実施している共同トライアル事業に参加し、ANUL-CSA IDS、EBSCOhost、ProQuestの3つのデータベースサービスのトライアルサービスを提供しています。
(※最新の情報は、附属図書館ホームページ(http://www.lib.mie-u.ac.jp)をご覧ください)

Inside web:平成14年6月3日(月)〜7月2日(火)

 英国立図書館(British Library)が提供する、自然科学、人文・社会科学の全分野を網羅する文献データベースです。"The British Library Document Supply Centre(BLDSC)"が所蔵している学術雑誌20,000種、学会会議録100,000種を収録対象としているため、ほとんどの文献が入手できます。オンラインによる文献取り寄せサービスも利用可能です。

SciFinder Scholar:平成14年7月3日(水)〜7月30日(火)

 Chemical Abstractsの情報を網羅したCA Plusなどの化学文献や米国立医学図書館(NML)作成のMEDLINEなどを検索することができます。専用の検索システムを利用しており、分子構造の作画および検索が可能です。トライアル初日の7月3日には、附属図書館視聴覚室で(社)化学情報協会から講師を招いて利用説明会を開催しました。

ANUL-CSA IDS:平成14年7月15日(月)〜10月31日(木)

 二次資料のコンテンツ・プロバイダーであるCSA(Cambridge Scientific Abstracts)社が提供するInternet Database Service (IDS)は、50点以上のCSAデータベースと30点以上の提携出版社データベースが搭載されています。CSAデータベースは、12,000誌以上の学術雑誌、学会会議録、記事、書籍、報告書、政府白書、ウェブサイトなどあらゆる情報を網羅した包括的なデータベースです。

EBSCOhost:平成14年7月22日(月)〜10月31日(木)

 INSPEC、BIOSIS、ERIC、Econlit、PsycINFOなど11種類のデータベースが利用できます。また、人文・社会・教育・心理学・哲学・社会学等約3,800誌の全文にアクセスすることができます。

ProQuest:平成14年7月29日(月)〜10月31日(木)

 ProQuest Information and Learningでは、160万件以上の学位論文(北米中心)の索引を収録した抄録データベース(PQDD)の他、人文社会科学分野、経済分野、芸術分野のデータベース5点が利用できます。


目次に戻る