1月27日、三重大学と三重県の主催で標記シンポジウムを三重県総合文化センターで開催しました。
このシンポジウムは、三重県の進める「『地域の知の拠点』連携・創造プログラム」の一環として開催されたもので、
三重県立図書館と津市民防災大学の協力を得て行われました。
シンポジウムは、本学の奥村研究担当理事の挨拶に続き、川口准教授(工学研究科)の基調講演「今日からはじめよう、防災の取組」
でスタートしました。
引き続き、川口准教授の司会で「今、私たちができることを考える」をテーマにパネルディスカッションが行われました。
パネリストは、櫻井教授(医学系研究科看護学科)、浅野准教授(工学研究科)、南部美智代氏
(特定非営利活動法人災害ボランティアネットワーク鈴鹿理事長)、新谷琴江氏(みえ防災コーディネーター)の4名。
パネルディスカッションでは、冒頭に櫻井教授から「災害時における健康について〜備えがないと憂いばかり〜」、
浅野准教授からは、「防災まちづくり序論〜災害に強いまちの骨格をつくる「道路」と「公園」のネットワーク〜」
というタイトルで発表があり、意見交換が行われました。また、附属図書館から、地震の写真パネル、鯰絵、スマトラ島沖地震の
津波災害の映像の展示を行い、県立図書館では防災関連図書の展示が行われました。三重県の県土整備部住宅室の耐震学習模型「ぶるる」の
体験コーナーや、防災危機管理部の地震体験車の実演等もあり、シンポジウム参加者(約100名)や一般市民の関心を引いていました。
地域の知の拠点シンポジウム「今日からはじめる防災の取組」
- 開会の挨拶
奥村 克純(三重大学 理事・副学長)
- 講演
- 「今日からはじめよう、防災の取組」
- 発表者
川口 淳(三重大学大学院工学研究科 准教授)
-
パネルディスカッション
- 「今、私たちができることを考える」
- コーディネーター
川口 淳(三重大学大学院工学研究科 准教授)
- パネリスト
櫻井 しのぶ(三重大学医学系研究科看護学科 教授)
浅野 聡 (三重大学大学院工学研究科 准教授)
南部美智代(特定非営利活動法人災害ボランティアネットワーク鈴鹿理事長)
新谷 琴江(みえ防災コーディネーター)
- 閉会の挨拶
竹内 望(三重県政策部企画室長)